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産経新聞・片桐実央の起業相談

【片桐実央のゆる起業のススメ】小規模事業者が使える「持続化補助金」 販路開拓の経費が対象

 和紙を使ったアクセサリーを手作りし、販売しようとしている女性(46)がいました。宣伝のためのチラシやホームページは、業者に依頼して見栄えのよいものを作りたいのですが、費用がかかります。今回は、こうした際に使える国の小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)についてお話しします。公募が始まったばかりですので、申請をお考えの方はさっそく準備を始めましょう。

 「小規模事業者」とあるように、この補助金は個人事業主や、常時雇用する従業員が5人以下の会社が優先的に採択されます。採択されれば、今年11月30日までにかかった、主に販路開拓のための経費が補助の対象になります。

 販路開拓のための経費とは、例えば、販促用のチラシ作成やポスティング▽雑誌やウェブサイトへの広告出稿▽展示会・見本市への出展▽商品パッケージのデザイン改良-など。原則としてこれらの経費の3分の2、50万円を上限に支給されます。補助金は融資と違って返済不要ですので、活用すると積極的な営業展開が可能になります。

 今回の持続化補助金の公募締め切りは、今年5月13日(当日消印有効)。申請書類はインターネットから入手できます。公募要領などの詳細は中小企業庁のサイト(www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2016/160226shokibo.htm)で確認しましょう。自社で作成する申請書類は「経営計画書」と「補助事業計画書」。記載する内容としては主に、(1)現在どのような事業を行っているか(2)この補助金を活用し、どのように売り上げを得る予定か-の2点です。

 ただ、申請書類を書き上げても、すぐに郵送できないので注意が必要。まず最寄りの商工会、または商工会議所に申請書類を持参して、事業支援計画書という書類を作成してもらい、それを添付して都道府県の商工会連合会、または日本商工会議所に郵送する、という流れです。ですから、4月末までに地域の商工会や商工会議所を訪問できるよう、申請書類の準備は余裕を持って行いましょう。

 女性は3月中に申請書類を書き上げ、4月に入ったら最寄りの商工会議所に書類を持参する予定です。申請書を作成することが、自分の事業プランを見直す機会にもなり、よかったと喜んでいます。

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