定年が近づく中、会社に勤めながらでも支障の少なそうな副業を考えてみます。拘束時間が少ないものが望ましいですよね。
ちょっとしたお小遣いの範囲であれば、「アンケートモニター参加」という方法があります。消費者の意識調査のために、アンケートに答えてくれるモニターをいろいろな調査会社が常に募集しています。ホームページでアンケートに答えるタイプのもの、実際に会場まで足を運んで面談形式のアンケートに答えるものなどさまざまです。
ホームページで答えるタイプのものは、だいたい少額です。しかし、会場に足を運んで、座談会形式のインタビューに答えるもの、実際に商品を試してそれについての意見をもとめるものなどは、だいたい1~2時間前後の拘束で数千円から場合によっては1万円を超えます。ですので時給としては悪くないでしょう。
調査会社は、平日の夜とか土日などに調査を設定し、サラリーマンでも参加しやすいようにしていることが多いです。また、個人情報はオープンにされませんので参加したこと自体ばれることはありません。
「アンケートモニター募集」とネットで検索すればたくさんの募集が目に入ると思います。ただし、しっかりしているところが運営しているかどうかを確認する必要があります。カンタンに登録しないで「運営会社」を調べて、ちゃんとした会社かどうか、個人情報の取り扱いなどに注意している会社かどうか調べてからにしましょう。
また、副業としてだけでなく、こういう意識調査の方法などを観察して、定年起業の参考にするのも大切なことだと思います。 (取材・構成:藤木俊明)