Facebookを友達との交流などに使っている方も多いと思います。せっかくですから、定年起業での活用を考えてはいかがでしょうか? Facebookに登録すれば、自分自身のことだけでなく、自分のお店や会社のFacebookページを無料で作ることができます。そこで、商品やサービスの記事を作成し、情報発信できます。ブログを作るより簡単ですし、更新にも手間がかかりません。スマートフォンに対応していますので、読んだお客さまをリアルなお店に誘導するツールにもなり得ます。
自分のFacebookページに「いいね」を押してもらえれば、あなたが情報を更新するたびに、読者に最新の情報が届きますので、「いいね」をもらえるよう工夫が必要です。自分のFacebookページを作ったら、友達を中心に「作ったから見て」と知らせましょう。ホームページやチラシなどにもFacebookページの告知を書き入れます。
問題は、そうして「いいね」してもらっても、つまらなくて離脱されることです。
現代のお客さまは優れた読み手です。自分の事業や商品の宣伝目的で、毎回うるさくPRすると逆効果になりがちです。これは、ブログやホームページなどでも同じですが、「宣伝」ではなく「役に立つ情報」だと感じて、はじめて真面目に読んでもらえます。
商売をしたいターゲットがどんな情報を欲しがっているのか、よくリサーチして、「こんな情報が欲しかった」という内容を読者(ユーザー)目線で発信していきましょう。
そして、熱心に読んでくれる人が増えてきたら、それはそのまま見込み客になるはずです。 (取材・構成:藤木俊明)