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夕刊フジ・定年起業への挑戦

「半起業」で助走期間を作り、事業化への道筋立てる

定年が近づき、起業を考えている方にアドバイスしたいことのひとつは、今まで経験されてきた仕事、あるいはその周辺から事業モデルを考えてみるということです。新しい業界で一から仕事をスタートするよりも、すでに持っているスキルやネットワークを使えるのは大きな強みです。

渡邉好夫さん(65)は長年、保険会社に勤務されていました。その会社は部署の統廃合が非常に多い会社でした。そのたびに出るのが、大量の事業廃棄物。オフィスにある机やロッカー、備品などです。つまり、金属やプラスチックや木のくず、紙くずなどが山のように破棄されていたのです。

渡邉さんは会社勤めのころから、「これは何とかならないものか」と思っていました。これらを一緒くたに廃棄物として処分するのではなく、可能な限り適正に分別し、再生することはできないものか?

「定年を迎えて、現役時代に考えていたことを事業化したいと考えたのですが、もう少し自分のスキルを高めたい、つまり助走期間が必要だと感じました」(渡邉さん)

そこで渡邉さんは、在職時に縁を持ったリサイクル会社の顧問となりました。週の8割はその会社の仕事を行い、一方で当社(銀座セカンドライフ)のレンタルオフィスにデスクを構え、来年の事業化に向けて私(片桐)と計画を練っています。「いわば半起業の状態だ」と渡邉さんは話しています。

いきなりフル回転で事業をスタートさせるよりも、このように助走期間を持って、少しずつ起業の形を整えていくのも、とても賢明な方法でしょう。

「いまは、半起業から起業へ向かう道筋をいろいろサポートしてもらっています。とくに、起業者交流会で知り合った人脈は貴重ですね」と渡邉さんは言います。

「半起業」の状態ではレンタルオフィスを利用するのがコストパフォーマンス的にもよく、当社も多くの人が利用されています。事業の形がしっかり見えてきた時点で、法人化するなり屋号を考えるなりして本格的に活動をスタートする。これも定年起業のひとつの方法です。(取材・構成 藤木俊明)

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