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夕刊フジ・定年起業への挑戦

「海外で農業を基盤に」 カンボジアの優良日系企業と連携

定年を迎え、海外で自分の夢だった事業を興したいと思う方も多いのではないでしょうか? 今回ご紹介するシニア起業家は梶浦唯乗(ただのり)さん(64)。若い時に友人とアート関連の会社を創業し、株式公開するまでに育て上げた人です。

実業家として成功を収めた梶浦さんですが、東京農業大学出身で、若いころにはオーストラリアの牧場を放浪したこともある梶浦さんの心の中には農業への思いがずっとありました。そして、農業を基盤にした起業プランを温め続けていたのです。

梶浦さんは、創業した会社を50代半ばに辞し、2007年に「バイオ・アグリ株式会社」(http://www.bioagri.co.jp)を立ち上げました。バイオ燃料関連の事業会社です。同時にカンボジアで「キャッサバ」という大きな芋を栽培する事業をスタートさせ、09年には現地法人も設立しました。

「キャッサバはタピオカとも呼ばれていて、食用に使われるだけでなく、家畜の飼料、工業用糊の原料、焼酎の原料にもなりますが、もっとも注目すべきは、バイオエタノールの原料になることです。私の会社ではカンボジア現地の人を雇用し、巨大なキャッサバを栽培し乾燥させ、チップにしています。これは、これから食料やエネルギーに悩む世界のためにとって、取り組む価値がある事業だと思いました。カンボジアはキャッサバの栽培に適しており、人件費も安い。国民は仏教徒が主で、日本人にとってはやりやすい環境です」(梶浦さん)

梶浦さんは売り上げの一部を現地に寄付し、バタンバン大学の奨学金制度を運営するなどの地域貢献も進めているそうです。

そんな梶浦さんは、海外でシニア起業したいという人に、次のようにアドバイスします。

「まず、現地へ足を運び、自分の目で情報を確認することです。シニアは小資本で安全に起業した方がいいでしょうから、現地の信頼できる日系企業とのコラボも検討するといいと思います。現地資本の法人は底が見えないものが多いのです。ただし、名ばかりの日系企業ではなく、現地でちゃんと活動している会社かどうかを見定めることも必要です。起業を考えているシニアのために、弊社では現地視察ツアーなども行っています」

メディアの情報をうのみにせず、自分の目と足で確認してくること。肝に銘じておきたいですね。(取材・構成 藤木俊明)

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