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夕刊フジ・定年起業への挑戦

【定年起業への挑戦 実践編】障害を持つ子供の将来を見据え珈琲焙煎所を起業

 東京・台東区の蔵前で、珈琲焙煎所「焙煎処 縁(えん)の木」を営む白羽玲子(しらは・れいこ)さん(49)。障害を持つ自身の子供のため、将来自分たちでできる仕事を残してあげたいという思いから、6年前、出版社を辞めて地元に店を開いた。取材時にも、なじみのお客さんが立ち寄り、福祉作業所からのクッキーなどが運ばれてくる。下町の色濃いこの地域に溶け込んでいるようだ。


 定年後は自分のお店を持ち、好きなものを売っていきたいと考える読者に向けて白羽さんに話を聞いた。


 会社員から経営者になって、最初の1年でお金に関する考え方が大きく変わったと言う。


 「ゴミ袋1枚買うのにもお金が出ていくんですよ。また家賃など毎月の固定費が大きいです」(白羽さん)


 理想を追って大きな投資をするのは危険、スモールスタートがいいのではないかと話す。


 「身の丈の範囲で始めたらどうでしょう。まずは副業でスタートするとか」


 バリュープロポジション(顧客が望む自社ならでは価値)を考えることも大切と続ける。


 白羽さんの店にはご自慢の珈琲焙煎機があり、それが強みだと思っていたら、「同じ焙煎機がある店とは差別化できない」ことに気づいた。「自分の事業にどんな付加価値があるのか」と悩み検討したところ、白羽さん自身の人脈が大きな価値を持っていたことにたどり着いたと言う。

「つまり買ってくれる人がどれだけいるのかということが大事なんです」


 手堅く経営してきた「縁の木」に、新型コロナウイルスの感染拡大という大きな試練が訪れる。次回はコロナ禍の中でどのようなかじ取りをしているのかを聞く。(取材・構成 藤木俊明)

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