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夕刊フジ・定年起業への挑戦

【定年起業への挑戦 実践編】プロボノ体験生かし訪問看護を支援

会社員時代のプロボノ活動が定年後に役立ったという話題を、以前紹介した。プロボノは、職業で得た自分のスキルを生かし、社会課題解決のため活動するNPOを支援するボランティアだ。今回はプロボノで見つけたやりたいことを事業化し、会社の設立まで昇華させた河田浩司さん(43)に話を聞く。

 河田さんは会社の先輩が立ち上げたコンサルティング会社に所属して働いていたが、仕事のかたわら、2014年からプロボノ活動に携わり、社会課題を「自分ごと」として捉えるようになったという。

 「医療や介護、中でも訪問看護における課題を痛感しました。訪問看護ステーションにおいて、看護師さんが看護以外の事務や営業に忙殺されている状況を何とかしたいと考えたのです」(河田さん)

 河田さんは、訪問看護ステーションの業務を支援する事業プランを作成、自社社長の理解も得て、取引先に提案したところ賛同されて、同事業を行う会社設立にこぎつけた。河田さんは同社の役員として忙しく働いている。さらに在宅医療そのものの仕組みを何とかしたいと、夜は大学院に通い勉強を続けている。

 河田さんは新卒で入った大手通信会社が買収されるという経験で、「世の中の価値観が変わった、終身雇用はもうない」と独立志向が高まり、個としてのスキルを高めようと大手IT企業への転職を経て、現職に就いた。そしてプロボノで新しい事業のきっかけをつかみ、会社や取引先の協力により、会社に所属したまま、やりたいことを具現化する事業をスタートできた。恵まれた環境であったともいえるが、社外での取り組みが会社設立につながったことは間違いない。「プロボノで知見や人脈が蓄積できます。会社員が定年後に備えて取り組むには、とてもいい活動だと思います」と力強く述べた。(取材・構成 藤木俊明)

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