インターネットやスマートフォンの普及で、さまざまな新しいビジネスが生まれていますが、「隙間時間」を生かしたものが多いようです。
「タイムチケット」(https://www.timeticket.jp/)というサービスがあります。これは、まさに自分の「隙間時間」を30分からチケットとして売ることができる仕組みです。
ホームページを見ると、「タイムチケット」を売っている人たち(ホストと呼ぶようです)がずらりと登録されています。「写真を撮影します」「占いをします」「インテリアコーディネートの相談にのります」「起業相談にのります」など、自分の得意なことを30分から販売しています。チケット希望者(ゲスト)がそれを見て相談したい人に申し込み、実際に相談したり、何か手伝ってもらったら成立です。
ホームページによると時間は30分から5時間まで。1時間当たりの価格は最低2000円からとされています。実際は30分から1時間で3000円から5000円ぐらいの設定が多いようです。まさに、「隙間時間」をお金にする感じです。
ゲストから申し込みがあり、成立したらタイムチケット運営会社から30%の手数料が差し引かれます。一部を寄付することも可能なようです。ホストに登録するには、実名で本人確認を行うためにフェイスブックへの登録が必須です。
「自分には、お金になるようなスキルがない」と思っている人も、このページをながめてみれば、意外なスキルが見つかるかもしれません。こうしたサービスをきっかけに、「隙間時間」の有効活用も考えてみましょう。 (取材・構成 藤木俊明)