弊社では50~60代の起業支援を行っていますが、最初「自分は何をやればいいのか」と悩む人は少なくありません。そこで、「できること」「やりたいこと」の順でチェックする方法をお話しします。
ステップ1として、自分が「できること」をチェックしてみましょう。これまでの人生で培ってきた知識、スキル、人脈をふり返ります。
まず、前職あるいは得意分野や趣味で培った知識を生かせる仕事は何でしょうか?
次に前職あるいは得意分野や趣味で習得したスキルを生かせる仕事は何でしょう。
そして、これまで築いてきたネットワークを活用できる仕事は何でしょうか?
こうして検討すると、コンサルタントやアドバイザー、研修講師、調査・分析などの仕事が浮かぶかもしれませんね。
ステップ1で見つからない場合、次のステップ2です。自分が「やりたいこと」から探してみましょう。
まず「物販」です。知識やこだわりのあるもの、得意分野のものを販売するのはどうですか?
次に「サービス提供」です。世の中のニーズに合ったサービスでやりたいことはありますか?
また、場所や情報を提供し、人と人をつなぐことを仕事にできないでしょうか?
「フランチャイズ・事業譲渡」はどうでしょう。既存の仕組みを利用して起業する方法の中で、何かやりたいことはないでしょうか?
ステップ2では、弊社がお手伝いしただけでも、通販、教室運営、レンタルビジネス、代行サービスなど、数多くの種類のビジネスが立ち上がり、継続しています。 (取材・構成:藤木俊明)