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産経新聞・片桐実央の起業相談

【片桐実央のゆる起業のススメ】コンサルタントで起業する

 定年を迎える前に会社を辞め、起業したい男性(59)がいます。コンサルティングを手がけたいのですが、ただ「コンサルタント」と名乗ると漠然としすぎていて、自分の専門分野が伝わりにくいため、肩書をどうすればよいかと相談を受けました。今回はコンサルタントの起業事例をご紹介します。

 コンサルタント業は、実務経験や個人的に学んで培った知識をもとに、企業や個人の相談や助言、指導などを行う仕事です。それまでのキャリアを生かせるうえ、特別な設備や店舗、仕入れもほとんどいりません。また、コンサルタントを名乗ること自体には特別な資格もいらないので、コンサルタントとして起業する人は多く、競合は激しいです。肩書は「◯◯コンサルタント」と強みを生かせるものにするのがよいでしょう。

 さて、コンサルタントは大きく分けて(1)業務別(2)業種別-の2種類があります。

 まず(1)の例を挙げます。IT…主に中小企業のITシステムについて、技術的なサポートを含め、適切なアドバイスを行う。ブランディング…商品や企業のイメージを上げる戦略を提案。営業…営業手法やスキルの向上に必要なことを指南する。財務…財務体質を改善・強化するためのアドバイスを行う。人事労務…採用から賃金、人材育成、労務管理など人事全般にかかわる事項を指導する、など。

 特定の業務分野の専門性を生かして行う仕事で、顧客の業種は問いません。2つ以上の専門分野がある人は「経営コンサルタント」という肩書にすることが多いようです。

 次に(2)の例を挙げます。不動産…不動産所有者向けに管理や収益アップのためのアドバイスを行う。医療介護…医療機関や介護施設の立ち上げや経営について助言を行う。物流…物流会社の設立や、企業の物流部門の立ち上げなどを支援する、などです。

 特定の業種、業界に特化した相談や助言を行うため、コンサルタントも、どちらかといえば学校で経営学などを学んだ、という人よりも、その業種で豊富な実務経験がある人が多い印象があります。

 男性は経理畑で長く仕事をしてきたため、新しい名刺には「財務コンサルタント」と記載。自分の強みを伝えられるようにしました。相談が増え、仕事につながりそうです。《銀

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