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産経新聞・片桐実央の起業相談

【片桐実央のゆる起業のススメ】仲介ビジネスの注意点

 商社勤務の男性が、定年退職を機に、知識や経験を生かして1人で仲介ビジネスを立ち上げました。

 仲介ビジネスとは、買い主と売り主の間に立って交渉し、取引の成立時に手数料として、主に売り主側から売り上げの数%を報酬として得るビジネスです。男性のように1人で起業する人に人気があります。設備や在庫を保有する必要がなく、資金的に負担が少ないためです。

 また、仲介した取引が継続している間は、定期収入が得られることが多く、比較的安定していることも魅力の一つです。仲介ビジネスを行う場合の注意点についてお話しします。

 仲介ビジネスで一番多い悩みは、仲介者を通り越して、売り主と買い主が直接取引する可能性です。これを「中抜き」といいます。どのように防止すればよいのでしょうか。

 まずは、仲介者の存在価値を売り主、買い主の双方に理解してもらうため、仲介が入ることのメリットを伝える必要があります。

 例えば、輸出入を伴う取引では、船に間違いなく製品が積み込まれたことなどを証明する船積書類の作成や通関手続きなど手間が掛かることが多いです。依頼者に、そうした手続きがスムーズに代行できることをアピールします。

 あるいは、商社での経験を基に、輸出入における注意点を伝えたり、海外の売り主に日本向けの製品として受け入れられるための改良点などを指摘し、取引が成立しやすくなるようアドバイスするのもいいでしょう。

 取引の成立時に、必ず手数料を受け取れるように、また、中抜きを避けるため、事前に詳細な契約書を作成することも大切です。仲介による付加価値を理解してもらった上で、日頃の付き合いから信頼を醸成できれば、その後も取引が継続される可能性が高まります。

 男性の場合、売り主が不慣れな船積書類の作成を代行し、通関時に起きやすいトラブルの回避策などをアドバイスしました。その結果、取引は安定的に継続され、仲介者がいるから取引が続けられると、売り主、買い主の双方から信頼を得ています。

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