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産経新聞・片桐実央の起業相談

【ゆる起業のススメ】(28)起業のために準備すること

 今回は「定年後の起業のために準備すること」についてです。大きく分けて5段階あります。

 1段階目は事業アイデアの発見。起業する方向性を決めるわけですが、すぐ決まる方は少ないです。アイデアを探すお勧めの方法は自分の「棚卸し」です。得意なこと、やりたいことをじっくり考えてみてください。数カ月間、数年かかる方もいます。漠然としていても構わないので、どのような分野の仕事がしたいのかを考えましょう。

 2段階目は起業したい分野を決めたうえで、自分の強みを生かしながら取り組める商品・サービスは何かを考えます。例えば、経営コンサルティングをしたいと考えても、数社限定で会社の内情に入り込んでアドバイスする方もいれば、セミナー形式で多数の会社に情報発信することが得意な方もいます。同じ経営コンサルティング業でもサービス内容やその提供方法が、起業する方の能力や性格で変わってきます。自分の強みを生かしたサービスを考えましょう。

 商品・サービスを決めたら3段階目として、販路の広げ方、売れる仕組みを考えましょう。どのような方をお客さまとするか、つまりターゲットを明確にして販売方法を決めます。集客ツール作成のため、カタログやホームページ(HP)に載せる内容をご自身で考えます。さらに、チラシはどのように配布するか、HPはどう活用するかも考えましょう。

 4段階目は今まで考えたことを踏まえ、ビジネスプランを磨くための事業計画書を作成しましょう。頭の中にあるものを文章化することで、より明確化できます。

 起業形態についてもこの段階で決めましょう。個人事業主か法人か、法人組織の中でも株式会社、合同会社、一般社団法人などさまざまあります。それぞれの違いを理解し、決める必要があります。

 5段階目として、最後に事業計画全体にかかる資金を計算しましょう。そのうえで、自己資金で行う部分と、そうではない返済不要である補助金、金融機関からの借り入れとして融資を検討しましょう。資金面で厳しい場合は、可能な資金の範囲で事業計画を作り直す必要があります。例えば、最初からオリジナル商品を製造・販売したいと思っても、資金不足やテストマーケティングが足りないと感じる場合があります。その場合は、最初は製造せず、他社製品の仕入れ・販売のみを行うとか、商品開発のアドバイスだけを行い、アドバイス料や企画料をいただくという形式に変更しましょう。

 定年後の起業としては、体力的にも無理せず、あまりリスクを負わずに働くことを通じて社会と関わるスタイルが人気です。定年後の起業イメージに合う自分らしい働き方を見つけていただきたいと思います。

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