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産経新聞・片桐実央の起業相談

【ゆる起業のススメ】(2)ボランティアと事業の違い

退職して時間ができた方の中には、人のために何かをしている方が多いです。例えば、ケーキを焼くのが好きで、作ってはご近所に配っているとか、経理経験があるからと、友人の仕事を手伝っている-などです。

起業コンサルタントをしていて、よく聞くのが「今まで仕事で忙しかったから、気が回らなかったけれど、今後は社会貢献がしたい、地域に恩返しがしたい」というシニアの方の声です。自分の行いが人の役に立ち、それを実感すると次のステージとして、「今のままでもいいけど、もっと多くの人に広げたい」と考えられるようです。

私が「もっと広げたい」という気持ちがある方に勧めているのが、「ゆる起業」です。起業とは、対価を得て同種の行為を反復、継続的に行う事業を始めること。「ゆる起業」とは、自分の好きな仕事で起業し、無理せず、適度な収入を得る起業のスタイルです。

1人のボランティアとしてではなく、起業家となるメリットには次の3点が挙げられます。

【広がる】対価、つまりお金をいただくので、サービスの提供を受ける人も頼みやすいです。先ほどのケーキの例では、ケーキの材料費もあるので、もっと食べたいと思っても、気軽に「作ってほしい」と頼みにくい。ところが、1個300円などの値段があればお願いしやすくなるので、ケーキの良さが、より多くの人に広がります。

【継続しやすい】事業を広げる場合、自分1人では大変なため、協力者が必要になってきます。その人たちに払うお金も準備し、人件費分を含めて売り上げを上げると、事業が継続しやすくなります。

【励みになる】人の役に立ち、その対価としてお金をもらうと、より一層、人から必要とされている気がする、励みになる、とおっしゃる方が多いです。

人によっては「起業なんてハードルが高過ぎる」と考えるかもしれませんが、「ゆる起業」はとても身近なものです。

例えば、若い頃に声優を目指し、専門学校へ通っていたけれど、異業種に就職し、定年を迎えた方がいたとします。定年後は、子供好きなので子供に何かしてやりたいという気持ちから、近所の子供たちに絵本を読み聞かせていました。過去に声優の勉強をしていたことが奏し、臨場感あふれる話しぶりで子供たちの間で一躍スターになります。口コミで噂は広まり、ある幼稚園から週に1度、幼稚園へ出向いての園児への読み聞かせを頼まれました。幼稚園からは意図せず謝礼をもらうことになります。この方にとっては、これが起業の始まりです。

ご自身の「やりたいこと」や「できること」が「お金」をいただける商品・サービスなら、シニア起業を考えてみてはいかがでしょうか。焦らず時間をかけて考えたら、まずは動いてみることをお勧めします。

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