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産経新聞・片桐実央の起業相談

【片桐実央の起業相談】いくつになっても挑戦できる

 私が50、60代の方に向けて「起業支援サービス」を行うようになってから、間もなく12年目となります。これまで、8千人近くの起業相談にのってきました。

 以前は60代での起業が多かったのですが、近年では50代前半が増えました。定年前に早期退職し、起業するケースとして40代後半からの相談も珍しくありません。年齢は若くなっていっているように感じます。

 かつては定年後に少し期間をあけてから、起業に乗り出すケースが多かったのですが、それでは退職前に培った人脈や経験の鮮度が落ちてしまうため、「いざ起業」という段になって苦労したとの話も聞かれます。現役時代の生活リズムを崩したくないと考える方も多いので、現役時に準備しておき、退職の翌日から新たな仕事を始めるという方もいます。

 起業に対する捉え方も大きく変わってきています。以前は「起業」というと限られた特別な人だけが行うような印象でしたが、裾野の広がりから、「起業できるならしたい」「自分は起業できるだろうか」という相談は年々増えています。

 また起業する年齢の幅も広がりました。70代、場合によっては80代の起業家もおり、生き生きと仕事をされています。

 先日、79歳になる女性の起業を支援しました。その事業内容は、家を建てる際の内装用木材の販売業で、女性は「家づくりに木を取り入れると温かみが出るので、そのような家庭を増やしたい」との思いから起業に乗り出しました。ただ、自分で製造するのは労力がかかるので、工務店と顧客をつなぎ、手数料を得るという形で仕事を進めています。このように、挑戦に年齢は関係ありません。

 私は、シニア世代の起業には若い世代とは異なる良さがあると思っています。シニア起業では、人脈や経験を生かし、仕事に安定感が出る場合も多いのです。また、「社会貢献したい」という思いの強い方も多く、利益率の低さや煩雑さにもかかわらず、起業に乗り出すケースも少なくありません。シニア起業が増えることで、世の中はもっと良くなるのではないでしょうか。

 私がおすすめしているのは「ゆる起業」。やりがいのある仕事を、自らのペースで進める起業スタイルのことです。今回は、その5原則をお伝えしましょう。(1)楽しいと思える(2)やりがいを感じる(3)経験を生かす(4)利益を追求しない(5)健康が一番-の5つです。

 人生100年時代。定年退職後の第二の人生には、多くの可能性が開けています。

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