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日経MJ・ゆる起業のススメ

2019年10月25日

【50歳からのゆる起業】コンサル 専門性で勝負

 50歳から起業して、コンサルタントとして活躍している方は多数います。経営コンサルタントと名乗るのに資格は不要ですが、仕事内容が漠然としていると、その人の強みやウリが分からず、仕事を依頼しづらいです。そのため、コンサルティングをする業界や分野を絞って、得意な面をアピールしたほうが仕事はきやすくなります。


 またコンサルタントとして稼ぐには、専門家としてのブランディング、情報発信が必要です。仕事の依頼人を見つけなければなりませんが、セミナーを開催して講師をしたり、著書を出して自分で集客し接点を持つとか、人の紹介や仕事のマッチングサイトなどの登録で紹介を受ける等、紹介料を払いつつ案件を増やすことになります。


 朝倉博行さん(69)は自分を育ててくれたホテル業界への恩返しがしたいとのことで、ホテル業界向けのコンサルタントとして起業しました。2015年7月にTriple Win(東京・中央)を設立しました。


 勤めていたロイヤルパークホテルから今後も会社に残って働いてほしいと言われたそうですが、「今後は外からお手伝いがしたい」と言い、会社を起こして、業務委託先として業務改善の仕事を受けました。


 朝倉さんは、売り上げがない中、起業当初からこのような形で前職から仕事をもらえたことは、精神的にとても有り難かったと言います。現在、コンサルタントとして3本柱で展開中です。


 1つはホテルの開発の支援。不動産会社や投資家からの依頼でホテルを建てる案件です。2つ目はホテルの運営支援。運営活性化として、組織改革、意識改革を依頼されます。3つ目は、覆面調査員などの調査業務です。結果をまとめたリポートを納品するスポットのお仕事です。


 朝倉さんは起業して1社目はすぐに仕事が決まりましたが、2社目がなかなか決まりませでした。起業して7カ月目に、マッチングサイトに登録していたことがきっかけで、ホテルの開発案件が決まり、それ以降も仕事は順調に増えていきました。事業が安定してきたと感じたのは丸2年たった頃だそうです。


 今は5期目に入ったところですが、起業して苦労したのは事務作業だとおっしゃいます。今まで社内の他の方が事務をしてくれていたものを全部自分でやらなければならなくなり、最初は大変だったそうです。今では奥さまに事務を手伝ってもらっています。


 朝倉さんに、コンサルタントとして気を付けていることは何か聞きました。「時代や周辺環境の変化と共に、新しい知識を常に得るように勉強をしています。そのための努力は怠らないようにしています」。会社にいれば様々な情報が自然に入ってきますが、1人で起業すると、能動的に情報を得る姿勢が大切です。


 朝倉さんは今、ベンチャーと組んで、人工知能(AI)技術をホテル運営に導入予定です。宿泊者からのフロントへの電話問い合わせやルームサービスの利用に、AI技術を活用できると、ホテルの従業員の負担が減らせるのではないかと考えています。今後もホテル業界に向けて朝倉さんは恩返しを続けます。(銀座セカンドライフ社長 片桐実央)

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