北田淳(きただ・あつし)氏(59)=写真=の立ち上げたシエスタリア合同会社は中国からの引き合いにより事業の見通しが立った。後編では今後考えていることについてお話を聞く。
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エスプレッソマシンのカプセル式コーヒー市場では大手が強く、そこでは戦いません。弊社の強みは女性向けカプセル式飲料の提供です。
中国には我が国と同様「お茶を飲む」という習慣があります。パートナー会社は、中国のショッピングモールやお洒落なスペースにカウンターバースタイルで展開し、女性向けエスプレッソ飲料を提供したいと考えました。操作も簡単でアルバイトで十分回していけます。現在天津、北京で店舗展開予定です。
お気づきと思いますが、このビジネスモデルは、エスプレッソマシン単体の収益より、カプセル飲料をたくさん消費してもらうところが大きな利幅を生みます。種類も豊富で、緑茶、紅茶、ルイボスティ、カモミールやミント、メリッサなど多彩なお茶類、ハーブなどと、林檎、ピーチ、イチゴ、木イチゴ、チェリーなど多彩なフルーツ類をカプセル型飲料として提供できることが強みです。
しかし、私が本当にカプセル飲料として提供したいものは、「日本の美味しい緑茶」なのです。しかしなかなか実現に至りません。
また、中国での売上が伸長すると思うのですが、日本での売上を伸ばし同じぐらいにはしたいと思います。しかし、日本の飲料市場というのはなかなか難しい部分が多く、手助けが欲しいのです。
どちらについても、この女性向けエスプレッソマシンと飲料の事業に興味のある方はぜひご連絡いただけたらと思います。
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北田氏は自らのビジネス経験をもとにしつつも、まだ空いていそうな女性市場に向けて現実的な事業計画を書いた。予定より少しスタートが遅れたが、現在中国の展開は進んでいると言う。日本での展開、緑茶のカプセル化など、事業に興味のある方はぜひ連絡をいただきたい。(藤木俊明)
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