A1:学生のときに、「組織論」を学び、その有機的な面白さに惹かれました。そして将来は、組織論を活用できる仕事として経営コンサルタントになることを目指し、いったん地方銀行に勤務して、多くの中小企業経営者と接する機会を得たのち、独立しました。
Q2:起業前(起業前の数ヵ月間)、起業後で苦労したことは何ですか。
A2:集客がなかなかうまくいかなかったこと。
自分の仕事について理解していただける方が少ないこと。
時間がかかる仕事であっても、相当の報酬を払おうとする会社が少ないこと。
Q3:Q2で経験した苦労はどのように解消しましたか?
A3:集客については、人脈を広げ、口コミで集客を行うようにしました。
仕事の内容については、ホームページ・ポッドキャスト・セミナーなどで、私の仕事を理解してもらえる媒体・機会を増やすようにしました。
報酬については、ホームページや事務所案内にあらかじめ明示し、納得した人だけが問い合わせるようにしました。また、いったん仕事を請け負うと、私の仕事を評価していただき、業務内容や報酬も増やしていただけるようになりました。
Q4:起業して良かったと思うことは何ですか。
A4:自分のやりたい仕事ができるようになり、毎日充実しています。
また、自分の努力がそのまま成果に反映される点もやりがいを感じています。
Q5:これから起業しようと考えている方に対してアドバイスをするとしたらどのようなことですか?
A5:起業は決して簡単ではありませんが、意義の大きいことであると思います。
そして、起業に失敗しないための最大の対策は、周到な準備だと実感していますので、短絡的に起業せずなるべく時間をかけて準備することをお勧めします。