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テイクファイブ 代表 市川 豊 様のインタビュー

40年来の夢を実現音楽プロデュース事業に参入

市川 豊

テイクファイブ

代表 市川 豊 様

高校生の頃の夢は音楽プロデューサーでした。

「高校生の頃の夢は音楽プロデューサーでした。しかし実際は実家の鮮魚店を10年間、ビル管理会社は20年間経営しました。その後にようやく夢だった音楽プロデュース業を始めました」
 こう語るのはテイクファイブ(東京都町田市)の市川豊社長だ。同社は創業以来20年間ビル管理事業を展開してきたが、今年4月から音楽プロデュース業が主軸の会社として生まれ変わった。
 音楽プロデュース業を目指したのは、市川社長が高校2年生のときである。当時ニューミュージックブームが到来し、市川社長はグループを組んで音楽にのめりこんだ。そうした音楽活動を続けるなかで市川社長は音楽そのものだけでなくミニコンサートなどの企画も行うようになった。そうして市川社長の関心は音楽プロデュースの方へ向いていった。
 しかし、大学卒業後は家業を継いで、10年間オーナーを務めたが、体調を崩したことをきっかけに店を閉じた。その後1994年にテイクファイブを創業するが、当時の事業は音楽プロデュースではなく、ビル管理業だった。
「音楽プロデュースの経験もノウハウもなかったので、それを主たる事業とすることができませんでした」と、市川社長は当時を振り返る。
 音楽プロデュースを始めるきっかけとなったのは2005年の夏だ。町田市の駅前商店街が毎年行う夏祭りを大規模にするというので、市川社長の知り合いだった地元選出の衆議院議員からイベントプロデューサーとして依頼がきたのだ。
市川社長はビル管理業での人脈を活かし、会場の電気施工とイベントプロデュースを一元化し、コストを削減することに成功。同イベントは1000名以上の来場を達成した。これが自信となり、今年4月から新規のビル管理事業の開拓は市川社長が代表を務める別会社に移行し、テイクファイブでは音楽プロデュース業に軸足を移すことにしたという。「40年越しの夢がようやく実ってきたと感じています」

会社概要

テイクファイブ

東京都町田市

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