このコーナーは、中小企業支援策である返済不要の助成金についてご案内しています。 助成金とは起業予定者や中小企業が利用できる制度で、要件を満たした場合に、国や地方公共団体、その他の機関等からの支援として資金が支給される制度です。 返済不要なので、ぜひ積極的な活用をお勧めします。
今回は、販路拡大に繋がる助成金のご案内です。 東京都中小企業振興公社が行っている「展示会等出展支援助成事業」で、都内中小企業等の受注拡大を図るため、国内外の見本市への出展や、新聞・雑誌への広告掲載、製品カタログ・パンフレット等の作成に要する経費を助成するという制度です。
助成金の対象となる事業は、 ① 展示会参加費等 国内外の展示会・見本市等への出展及び新聞・雑誌等への広告掲載などで活用できます。100万円が上限で、助成対象と認められた経費の3分の2が支給されます。 主に出展小間料や、ポスター・パネルの作成等の資材費、見本市等会場までの郵送費、見本市等の為の会社案内、製品カタログ・パンフレット等の作成費、会場内放映用PRビデオ(1本分)の製作費などです。 ② 製品カタログ等作成費 20万円が上限で、助成対象と認められた経費の3分の2が支給されます。 主に会社案内、製品カタログ・パンフレット等の作成費、デザイン委託費などの経費が該当します。 対象経費の詳細は、ホームページよりダウンロードできる募集要項より確認できます。例えば、交通費などの間接経費や、社名入り記念品の作成費などは対象外となりますので、どの経費が対象なのか、対象外なのか把握しておくことをお勧めします。
対象企業は、 ◆都内に主たる事業所を持つ中小企業、個人事業主等 ◆企業からの受注が、売上全体の50%以上 ◆直近決算期の売上高が、前年期又は前々年期と比較して減少 ◆直近2期分又は3期分の決算書が提出可能等 以前申請された方も支給額が変わりますが、2回目の申請が可能です。 受付は予算が無くなると終了となるため、活用を検討される方は是非お早めに。