このコーナーは、中小企業支援策である返済不要の助成金や中小企業支援策などについてご案内しています。 今回は、助成金のご相談の際、よくご質問いただく「どのような方が採択されるのか」についてお話しします。 8月29日に、以前このコーナーでもご紹介した平成25年度補正予算の「創業促進補助金」の採択者が決定しました。 この補助金とは、以前もご説明しましたが、これから創業する方たち向けに国が用意したのが創業促進補助金で、これは新たに創業する人に対して、創業にかかる経費の一部を補助する制度です。今回の公募では、創業にかかった店舗借入費、設備費などの事業費や販路開拓に係る経費が補助されるというものでしたが、採択のポイントは以下の通りです。
1)創業動機が明確か
2)提供する商品・サービスのセールスポイントは独創的か
3)ターゲットは明確か
4)競合他社と比較し、品質・価格に競争力があるか
5)創業する事業について、知識、経験、ネットワークが活かされているか
6)提供する商品・サービスについて、ニーズはあるか
7)販売先、仕入先のルートは確保される見込みはあるか
8)売上・経費に根拠があるか
9)事業に必要な従業員、ビジネスパートナー等が確保される見込みがあるか
10)創業後の具体的な計画は書かれているか
11)創業に向けてどのような準備してきたかなどです。
創業補助金に限らず、助成金の採択には必要なポイントがあり、そのポイントを的確に押さえておく必要があります。今後、助成金や補助金の申請を検討されている方は、とても参考になると思います。採択結果はwebでご覧になることができますので、是非参考にしてみてください。 (中小企業基盤整備機構HP:http://www.smrj.go.jp/utility/offer/sogyo/089629.html)