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産経新聞・片桐実央の起業相談

【ゆる起業のススメ】(19)定年後起業に多いスタイル

 起業というと、一昔前はリスクが高く、危なげなイメージがありましたが、現在は小規模な起業をする方が増えています。まして、定年後の起業の場合、より慎重に無理のない起業をしています。

 今回は起業がもっと身近なものと知っていただくため、定年後の起業で多い例をお伝えします。

 (1)起業資金は数十万円 起業する際に掛けるお金はまず、広告宣伝のために会社案内・パンフレット、名刺、ホームページ作成代。そのほか、会社設立のための費用があります。賃料を抑えるため、自宅やレンタルオフィスを利用したりする方もいます。

 (2)プライベートも重視 起業当初は毎日働きますが、少しゆとりができると、仕事の合間に「フランス語を習う」「夫婦で旅行」「事務所の近くに畑を作る」など趣味も楽しむ方が多いです。定年起業後は1週間のうち3日間は働き、残りは自分の時間として楽しむという話をよく聞きます。

 (3)1人で起業 定年後起業では人を雇って規模を大きくすることを目標にする方は少ないです。雇用を避ける理由として、「雇用は人の人生にも影響し、将来事業を縮小しようと思っても、できないかもしれない」「人の管理は現役の頃だけでもう十分」という話も聞きます。「1人の方が自由で気楽」という方もいます。1人で事業を行う場合のリスクは病気などで倒れた場合の事業の継続性があります。気の合うビジネスパートナーを前もって確保するなどしてリスクを回避しましょう。

 (4)自分にできることをし、人のために役立つ 定年後起業で多い例は「料理が得意」「歴史が好き」「畑仕事ができる」など自分にできることでお金をいただくということ。例えば、「自宅で料理教室を開く」「歴史学校を開く」「農業体験ツアーを実施する」などです。

 お金をいただくことに慣れていない人も多いですが、多少なりとも受け取ったほうが相手方も依頼しやすいです。先の例では、料理の食材や交通費などサービスを提供するのに経費も掛かりますから、高額ではないにしてもサービスを継続するため、身銭を切らず、適切な対価を受け取りましょう。

 (5)やりがい重視 定年後起業では、お金のために起業する方は少ないです。定年になっても、まだ働くのは社会のために役立ちたいから、人に「ありがとう」と言われたいから、人の笑顔が見たいからなどの理由です。そのため、「自分にできることで人に喜んでもらえ、お金までもらえるなんてとてもありがたい」とおっしゃいます。

 起業はお金のためだけではありません。雇われている立場では自分で仕事を選べないですが、起業して自分で仕事を作り出すことで自分のできることを仕事にするというのは起業の良さだと思います。

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