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産経新聞・片桐実央の起業相談

【ゆる起業のススメ】(10)創業計画書を書きましょう

起業しようと思ったら、まずは「創業計画書」を書きましょう。これから始める事業を自分の言葉で伝えることも大切ですが、事業計画を書面にすると、いろいろなものが見えてきます。試行錯誤しながら考えることで、より事業が明確になります。

 創業計画書は、人に意見を求める▽取引をしたい相手方に事業を説明する▽家族に開業への思いを伝える-などの資料になります。補助金や融資を申請するためにも必要な資料です。特に決まった書式はありませんが、次のような項目を盛り込むのが一般的です。A4用紙1、2枚でも最初はいいので、ぜひ作成してみてください。
 【(1)創業の動機、経営者の略歴】動機は「情熱」「誠実さ」「社会性」を熱い思いで記入します。また、略歴は今までの仕事とこれからの仕事がどのように関連しているかを記入します。
 【(2)事業概要、企業理念】事業概要は事業の内容を、企業理念は自身が思い描いている夢や方向性を記入します。
 【(3)想定顧客と商品・サービス】ターゲットとする顧客や販売予定の商品・サービスの内容です。セールスポイントとなる特徴、競合他社との比較で優位な点、差別化も記入してください。
 【(4)市場環境とニーズ】市場のニーズ、動向、規模、成長性、競合の状況、商品の特徴など客観的な検証と裏付けデータを記入します。
 【(5)販売方法】どのようなアプローチで商品・サービスを売るのかを記入します。例えば、口コミ、ポスティング、ホームページを通じた宣伝活動です。
 【(6)事業に必要な資金とその調達方法】事業に必要な資金総額です。具体的には、設備資金と3カ月分の運転資金を合計して算出しましょう。資金の調達方法も記入します。例えば、設備資金としてパソコンや備品購入で30万円、交通費や広告宣伝費が1カ月当たり5万円とした場合、合計45万円。この45万円は自己資金から調達するといった内容です。
 【(7)利益計画】事業見通しとして1カ月当たりの売り上げや費用を見積もり、利益予想を書きます。月ごとに表すことを月次(げつじ)と言いますが、12カ月分を作成して1年間を把握しましょう。
 【(8)アクションプラン】起業までの準備スケジュール、起業後に事業を軌道に乗せるまでのスケジュールを作成します。何月に起業し、何月に宣伝用ホームページが完成するのかなどを予定しましょう。

 創業計画書は一度作成したら完成というわけではなく、何度も見直し、修正変更を加えてより良い計画を目指します。考えることが多く、時間がかかりますが、楽しんで進めていただきたいと思います。50、60代の起業はこれからやりたいことを見つけるチャンスです。人生の中で一番自由な時間を持てるタイミングですから、積極的に取り組みたいことを創業計画書に落とし込んでいただければと思います。

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