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産経新聞・片桐実央の起業相談

【片桐実央の起業相談】「もうかる」では捉えきれない「成功」の定義

 起業相談の際によく尋ねられるのが、「みなさん、起業して成功していますか」ということです。自身の起業を決断する上で、他の人がどうなっているかを参考にしたいのでしょう。起業支援者の立場としては、この質問に答えるのは意外と難しいと感じています。


 なぜなら、「成功」の定義は人それぞれで異なるからです。


 起業家としての成功というと、事業拡大による雇用創出や株式上場というのがゴールであると考える人が多いかと思います。一方、失敗というと、借金を背負って路頭に迷うような事例が想像されるでしょうか。


 しかし、シニア起業家にとっては、成功や失敗を事業として「もうかる」「もうからない」という基準だけで捉えきれない面があります。それよりも、やりがいを感じたり、ワークライフバランスが実現できたり、といったことで喜んでいる人が多いと感じています。「働き方改革」や「人生100年時代」を意識した挑戦が増えているからではないでしょうか。


 今回は「起業して何が良かったですか」という質問に対する“成功者”の声を紹介しましょう。


 (1)お客さまからの感謝の気持ちがうれしい


 前職と比べて小規模な仕事になるので、自ら営業して受注した仕事を、自分で裁いて納品する。顧客との接点が多くなり、良い反応も、悪い反応も、すぐに伝わってくるので、責任の重さとやりがいを感じるという方が多いです。


 (2)仕事を通した人との出会いが財産になった


 企業に勤めていても出会いは多いかと思いますが、起業すると出会いはより一層増えます。また相手は業界や立場、年齢などさまざまです。人と出会うことで世界が広がり、人生に張りが出たという声も少なくありません。


 (3)経験が生かせることにやりがいを感じる


 自分が今まで時間と労力を費やした仕事の経験や稽古事などで得た知識を、起業で他者にアウトプットして感謝されるというのは、今までの人生が無駄ではなかったとやりがいを感じる声もよく聞かれます。


 (4)自分のペースで仕事ができる


 働く時間を調整できるのが起業の長所。就業場所も自由で、出社せずに自宅で仕事をすることも可能です。子育てや介護、体調の問題から定時勤務が難しくても働き続けやすくなります。また、現役時代は家で夕飯を食べたことがなかったけれど、起業後は自宅での夕食が当たり前になり、愛犬の散歩までしていると喜んでいる方もいます。


 (5)社会や人の役に立ちたい


 会社勤めのころは自分のことで精いっぱいだったが、起業後には人のために役立つ人生を送ることにやりがいを見いだしている人も大勢います。


 こうした声に耳を傾けると、おのずと起業の成功をイメージできるのではないでしょうか。

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