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夕刊フジ・定年起業への挑戦

【定年起業への挑戦】コンテストに応募して事業計画に磨きをかける

 そろそろ定年起業の事業計画を立てようと思っているけれど、なかなかはかどらない、一人で考えていると煮詰まってしまう、ということはありませんか?

 何か「目標」がないと、集中できないということもあるかもしれません。そんな方におすすめなのが、ビジネスプランコンテストへの応募です。自治体や中小企業の支援機関が主催するビジネスプランコンテストは最近増えているのです。

 わたし(片桐)も、いろいろなビジネスプランコンテストに応募し、入賞したり、落選したりしてきましたが、応募することには以下のようなメリットがあります。

 (1)ビジネスプランを練る機会になる(2)受賞で名前と社会的信用度が高まる(3)行政や銀行・メディアなどの人脈をつくる機会になる(4)民間企業がコンテストに協賛していることも多く、優れたプランであれば引き合いの可能性がある(5)コンテストの後、交流会が行われる場合もあり、出資者や顧客が見つかる可能性がある。

 自分の事業計画に対して、さまざまなプロフェッショナルから客観的なアドバイスがいただけますし、もしもうまくいけば、資金の助成や施設利用の優遇なども受けられます。起業にはずみがつきますね。

 そんなビジネスプランコンテストの情報を探すのに便利なウェブサイトが、中小機構が運営する「J-Net21」(http://j-net21.smrj.go.jp/index.html)です。同サイトの「支援情報ヘッドライン」から「ビジネスプラン募集・表彰」のコーナーを見てください。全国のビジネスプランコンテストの情報が記載されています。

 首都圏の、わりと大きめなビジネスプランコンテストのひとつで、まだ間に合うのは「横浜ビジネスグランプリ」です(12月1日締め切り)。いろいろなビジネスプランコンテストに応募することを目標にして、事業計画をブラッシュアップしてください。  (取材・構成 藤木俊明)

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