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夕刊フジ・定年起業への挑戦

【定年起業への挑戦 実践編】フリーランスでコロナ後を生きるキーワード

 定年後、フリーランスの事業者として仕事を続けていくことを検討する読者も多いだろう。しかしコロナ禍で、ダメージを受けたフリーランスも多いと推察される。一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(代表理事・平田麻莉)が発表した「フリーランス白書2020」によると、新型コロナウイルス感染拡大によって業務に影響があったと答えるフリーランスは87・3%に達するという。その内訳として最も多いのが「取引先の業務自粛による取引停止」(53・9%)だ。


 しかし、同白書では「コロナ禍でも影響がなかった」というフリーランスの声も紹介されている。まず「収入が変わらなかった」もしくは「(収入が)増えた」人の職種は、多い順にエンジニア・技術開発系、コンサルティング系、企画系のようだ。

 さらに、同白書ではコロナ禍も収入が変わらなかった、増えたフリーランスにインタビューを行った結果、2つのキーワードを上げている。


 1つは「仕事の複線化」だ。1社に依存せず意識的に複数案件を並行して受ける、また複数の業界にまたがって仕事をしているなどの特徴があるという。また、仕事獲得ルートもクラウドソーシングとリアルな人とのつながり(前職の仕事先や同僚など)など同時並行で持つようにしているという声があったという。


同白書が上げるもう1つのキーワードが「仕事のオンライン化」だ。コロナショック前からテレワーク、モバイルワーク中心のワークスタイルだった人は今回のような事態にも対応しやすかったようだ。


 定年起業検討中の読者にも「複線化」「オンライン化」というキーワードは参考になるだろう。


(取材・構成 藤木俊明)

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