産経新聞・片桐実央の起業相談コラム

2014年03月04日

【ゆる起業のススメ】(8)返済不要の助成金の活用

今回は起業のための資金準備法として、助成金を紹介したいと思います。

 起業時は何かとお金が掛かります。資金が必要な場合、まず「どこからお金を借りようか」と考える方がいますが、その前に検討したいのが返済不要の助成金です。「事務所の机やパソコンなどを助成金で買うことができた」「ホームページ制作に掛かった経費の一部が助成された」といった実例があります。一方で、助成金について誤解している方が多いのも事実です。まず始めに助成金と融資の違いを明確にしましょう。

 【助成金制度】起業家や中小企業が利用できる制度で、国や地方公共団体、その他機関などが定める要件を満たした場合に資金が支給される。返済不要で、補助金と呼ばれることもある。

 【融資制度】金融機関などから借り入れ、資金を調達すること。起業時は優遇措置が多く、低金利で、かつ借りやすいことが多い。負債を抱えることになるので返済計画をしっかり立て、必要な金額だけを借りるようにしましょう。

 それでは、助成金について説明します。助成金は「星の数ほどある」と言われるくらいさまざまな種類があり、代表的な活用法は、創業時▽人を雇用するとき▽販路を広げるとき-などです。

 自分に合った助成金を調べる方法は、(1)行政で助成金のパンフレットをもらう(2)行政のホームページをチェックする(3)インターネットでキーワード検索する-などです。インターネットで検索するときには、単に「助成金」ではなく、これから経費を掛けようと思っているもののキーワードをプラスして(例えば、「ホームページ 助成金」)検索してください。中小企業庁の関連ホームページ「ミラサポ」(www.mirasapo.jp)で探す方法もあります。

 助成金は、返済不要なのでとても魅力的ですね。一般的な助成金の受け取り方と注意点を挙げると、(1)助成金を受け取るのは経費を使った後の「後払い」。前払いはない(2)経費の全額ではなく、3分の1助成や2分の1助成が多い(3)申請には申請書類を作成し、審査を受ける必要がある。助成金の制度趣旨と申請内容が合致しているか、経費が適正かなどの審査(4)経費を掛ける前に助成金の申請をする。助成金の審査決定の前に経費を掛けてしまった場合、助成金の制度趣旨と合っていても決定前に支払った経費は対象にならない(5)助成金申請の受付期限や助成金の対象となる経費を支払う期間、実績を報告する期限が決まっていることが多いため、期間管理に気をつける。

 いかがでしょうか。助成金制度を知っておくと、起業のときから事業展開を有利に進めることができると思います。ぜひ、ご自身に合った助成金を見つけ、条件が合うようでしたら積極的な活用をお勧めします。

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