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日経MJ・ゆる起業のススメ

2020年09月25日

【50歳からのゆる起業】サプリの企画開発や販促支援

 食品機能研究所の代表を務める勝田徹さん(61)は「売れる商品よりも売れ続ける商品」をモットーに、サプリメント開発に25年携わった後、サプリメントの企画開発や販売促進を支援するコンサルティングの会社を設立しました。


 起業前に健康食品の企画・製造・マーケティング・広告と、多くの経験をした勝田さんは当初、手っ取り早く「売れる商品を作る。売れる広告を作る」ことを重視していました。


 しかし、多くの顧客と話すうちに「レスポンスが高い広告が、顧客にとってどれほどの満足度につながっているのか?」と疑問を感じるようになったといいます。


 サプリメント食品である以上、商品価値にすぐ気づくこともなければ、購入直後に満足を得られることもありません。ですが、勝田さんはこれまで出会ったたくさんの方との交流を通じて「体感性」「安全性」「経済性」、さらには「継続性」の高い商品こそが、企業が目指すべき商品だと考えるようになったといいます。その結果、たどり着いたのが「売れ続ける商品の開発」という考えでした。


 勝田さんが、起業を志したきっかけは大きく2つありました。1つは過去の苦労です。前々職の会社が倒産し、1年間まともに給料がもらえず家族に大きな負担や不安を与えたことがあるそうです。


 このため「年収1000万円以上をいつか実現し、家族に恩返ししたい」との強い思いがありました。そして仕事に没頭し、自分の強みを増やすことに集中しました。


 2つ目はこれまで出会った多くの医師や学者、原料メーカー、サプリメント製造会社の方との出会いです。出会いを通じて勝田さんは、サプリメントがどうあるべきかを学んだといいます。学んだことを生かし、価値ある商品づくりを目指す企業に役立つこと、エンドユーザーである顧客の健康に貢献することを目指し、定年と同時に起業しました。


 現在は各企業の社外コンサルとして活躍しています。商品設計から広告、顧客対応まで経験した強みを、存分に生かすことができているといいます。勝田さんの経験に興味を持った方から、セミナー講師の依頼もあるそうです。


 勝田さんの場合、商品の開発に長く携わったことで、多くの方との交流がありました。日ごろの出会いを大切にすることは、その後の人生にとても重要だと、起業して改めて実感したそうです。


 在職中は自然と出会いがあり、交流することに事欠かなかったけれど、「起業後は自分で人脈を広げる努力をしないと広がらないため、気を付けている」そうです。


 今後の目標は「お客様の健康が第一という気持ちをこれからも大事にして事業に取り組んでいく」と話してくれました。また「人生100年。人生の後半を元気でいきいきと過ごせる社会を目指し、少しでも力になれることを夢見ています。日本社会が自らの健康を考える文化を育み、いずれはサプリメントがいらない社会にしたいですね」と笑顔で語ってくれました。


(銀座セカンドライフ代表 片桐実央)

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