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夕刊フジ・定年起業への挑戦コラム

2019年01月10日

【定年起業への挑戦 実践編】「新現役交流会」で経営者の悩みを聞く

前回に続き「たましん新現役交流会」を主催する多摩信用金庫地域連携支援部の鈴木智也さんと筧森(かけひ・しん)さんに、新現役交流会についてのお話を伺う。

 「新現役交流会を経て、ある会社の顧問として働いていた方がその会社の代替わりに伴い、後継者である息子さんを支える役割として役員になった事例もあります。事業承継の観点からも新現役(会社で培った知識や経験を中小企業に提供するシニア人材)が活躍できる場面がありますね」(鈴木さん)。

 その方は60代後半で、「自分のビジネス人生の集大成にしたい」と、週2回出社し、新社長をサポートしているそうだ。

 新現役交流会にはいろんな出会いがありそうだ。シニア世代が参加し、マッチングされるためには、どんな準備が必要だろうか?

 「私見ですが、まずは、ご自分の『棚卸し』をされてはいかがでしょうか?」(鈴木さん)

 自分はこういうことができると整理し、表現できるようにしておくことだ。ただ、交流会当日は、「自分はこれができる、あれができる」とむやみにアピールするよりは、聞き上手に徹して、中小企業の社長の悩みを引き出してあげると良いのではということだ。

 何か交流会当日に持って行くほうが良いものは? と伺うと、所定の書類以外特にないとのこと。これも私見ですが、と断った上で「名刺ぐらいはあったほうがいいかもしれません。また、ご自分を説明する資料を作られるのでしたら、1枚ぐらいに短くまとめたものが良いかもしれません」(鈴木さん)と述べる。

中小企業はどうしても日々の仕事に忙殺され、視野が狭くなりがちだ。

 「新現役の方は違う視点を提供していただきたいです。そして中小企業の皆様もぜひ交流会に参加していただきたいです」と鈴木さん、筧さんは結んだ。(取材・構成 藤木俊明)

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